静岡県裾野市I邸 煙突交換工事
施工情報
施工詳細
薪ストーブをお使いのおうちがとても多い静岡県裾野市の十里木別荘地で、煙突の交換工事のご依頼をいただきました。
長年の使用により経年劣化で煙突に穴が空いてしまい、一度他社さんで穴の補修のみ行ってもらったそうですが、再び穴が空いてきてしまったとのことで下見に伺いました。

穴が空いてしまっていた箇所

壁貫通部分のキワに大きな穴が開いていますね。
この穴はもちろんですが、そもそも屋外まですべてシングル煙突で施工されていて、このままでは安全面に問題アリなので、煙突すべて交換のご提案をさせていただきました。
室内煙突 After

薪ストーブ本体はそのままに、煙突を付け替えました。
縦部分のみシングル煙突です。曲がり部分から貫通部、その先の屋外部分はすべて断熱二重煙突に交換しました。
断熱二重煙突を使用するメリット
断熱性
断熱性が高く、壁貫通部(おうちの構造部分)に熱が伝わる心配がない
保温性
煙突内を通る煙が高温を保ったまま排気されるので、ドラフト(上昇気流)の効きが良くなり、燃焼の状態が安定し煙の逆流等の心配も減る
メンテナンス性
煙が冷えないので、煙突内に汚れが付きづらくなり、煙突掃除の手間や頻度が減る
逆に言うとALLシングル煙突での施工はこの逆で、メリットは価格の安さのみ。
「二重煙突は高いから、うちは全部シングル煙突で自分で施工した/大工さんにつけてもらった」というような体験談をネットで見かけることもありますが、おうちの壁や壁内部の柱に熱が伝わり火事に繋がる危険性、煙突内の煙が冷えドラフトが弱まり燃えが悪くなったり煙が逆流したりするリスク、シーズン中に何度も煙突掃除をする労力を考えると、貫通部~屋外は断熱二重煙突の使用一択です。
安全性とお値段は、本来天秤にかけられるものではありません。
屋外煙突 Before

屋外煙突 After

足場で少々見づらいですが、無塗装の断熱二重煙突に交換しました。
この 煙突の黒塗装と耐久性の違いをご質問いただくことも多いですが、
塗装はあくまでも色の違いだけで、性能や耐久性に差はありません。
塗装部分の劣化で色が白っぽくなったり、
場合によっては塗装が剥がれてしまったりする場合もあるので、
本来は無塗装タイプの方がそういった経年劣化が気にならず、
更にコスト的にもお安いのでお勧めなのですが、
なぜか黒塗装タイプの方が人気がありますね。
今回のように黒い薪ストーブ本体に合わせて室内のみ黒塗装煙突、
日常で目に入らない屋外部分は無塗装煙突にすることも可能です。
Iさまには「これで安心して使える」ととても喜んでいただけました。
ご親戚やお友達のみなさんで集まることが多いそうなので、今後もみなさんで薪ストーブを囲んでたのしくお過ごしいただけるとうれしいですね。

